経済協力開発機構(OECD)等國際機関の予測では、地球環境は今、危機的な狀況に向かいつつあります。溫室効果ガスによる気候変動に起因する異常気象は、私たちの日常生活への脅威となり、また人口増加や経済活動の増大と共に水不足や資源枯渇、深刻な大気汚染、生物多様性の劣化など、環境問題は広範囲にわたり、地球規模で深刻化しています。
このような現狀を踏まえ、グローバルに事業を進めるフジクラグループは、地球市民の一員として、2050年の未來を見據え、環境負荷の最少化に向けた「4つのチャレンジ」に取り組みます。
さらに、“第4の創業”を迎える2065年には、グループの環境負荷削減を進めて、地球環境への負荷をゼロから、さらにマイナスへのチャレンジ(地球環境にプラス効果)を進めて參ります。
- 2050年に向けた「4つのチャレンジ」の目標と主な活動
-
【チャレンジ1】工場CO2排出総量「2050年ゼロチャレンジ」
2030年は、わが國が産業界に求めるCO2削減目標以上にチャレンジ(2013年度比)
- 【主な活動】
?、傺u品の環境性能向上
?、谠偕赡堀ē庭毳`の活用
?、鬯廿ē庭毳`活用
これら3本の柱によりCO2を削減する。
【チャレンジ2】工場の水使用の最小化と排水管理
~使わない、くり返して使う、きれいにして自然にもどす~
- 【主な活動】
?、偕b工程の水使用の最小化と再利用
?、谟晁盲蚝喙雠潘违辚单ぅ?br/>
?、圩匀护肆激に|で排水 他
【チャレンジ3】工場の人と自然の共生
- 【主な活動】
?、偃哎愆`バル拠點でビオトープ「千年の森」の充実と活用
?、诘赜颏巫匀画h境保全活動を推進
?、畚磥硎来丐巫匀画h境教育を推進 他
【チャレンジ4】資源の有効活用と資源循環
- 【主な活動】
?、佶ē乘夭幕钣?br/>
?、诃h境対応とロングライフな製品づくり
?、邾辚单ぅ爰夹g開発 他
- 第4の創業(2065年)に向けたチャレンジ
- “第4の創業”を迎える2065年には、フジクラグループは環境負荷削減を進めて、地球環境への負荷をゼロから、さらにマイナスへのチャレンジ(地球環境にプラス効果)を進めます。
CO2排出量ゼロへ向けたロードマップ
フジクラグループ環境長期ビジョン2050では、チャレンジの1つに「2050年に工場からのCO2排出量ゼロにチャレンジする」を掲げています。その達成向けたCO2排出量削減に向けてのロードマップを以下のように設定しています。省エネルギーや再生可能エネルギーの導入、環境価値の購入など具體的な施策を推進していきます。
年度ごとのCO2削減目標の設定
- 2020年度:2013年度比3%以上削減
- 2030年度:2018年度比40%以上削減
- 2050年度:工場からの排出ゼロチャレンジ
CO2総排出量削減ロードマップ
ロードマップ達成へ向けた取り組み
フジクラ本社ビルでは、2017年9月よりアクアプレミアム電力の使用を開始し、フジクラダイヤケーブル福井工場では、2018年4月再生可能電力の使用を開始しました。また、海外ではFPCL社のタイ王國 カビンブリ工場では、ため池に水上太陽光パネルを設置し、2019年より給電を開始しています。さらにはアユタヤ工場、ナワナコン工場で屋根置き型の太陽光パネルの設置も行われています。
外部との協働
TCFD※1への賛同表明およびRE100※2の參加、SBTiへのコミット
フジクラグループは、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)が2017年に公表した提言に賛同しました。気候変動がもたらすリスクと機會を分析し、ステークホルダーの皆様に情報開示していくことで、持続可能な社會の実現に貢獻します。
また、事業活動に要する電力を100%再生可能エネルギーで調達することを目標に掲げる企業が參加するイニシアチブであるRE100にも加盟しました。2050年に工場CO2総排出量ゼロを掲げ、その一環として2050年に電力の再生可能エネルギー化100%を目指し、中間目標として、2030年に45%、2040年に90%を設定し、達成へ向けたロードマップを作成、遂行しています。
さらに、パリ協定(世界の気溫上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準に抑え、また1.5℃に抑えることを目指すもの)が求める水準と整合した、5年~15年先を目標年として企業が設定する溫室効果ガス削減目標に対し、參加を承認するSBTi(Science Based Targets initiative)の認定取得に向け、科學と整合した目標を設定することをコミットしています。
フジクラグループ環境管理活動指針
2021年度目標?結果、2022年度環境目標
フジクラグループは、「フジラグループ2025環境管理活動指針 1版」策定し、環境管理活動に取り組んでいます。
フジクラグループ2025環境管理活動指針 1版
対象期間:2021~2025年度
分類 |
活動指針(2021-2025年度) |
対象エリア |
CO2の排出 |
■CO2総排出量の削減
?CO2総排出量:
2025年度において、350千トン/年以下
(2018年度比20%以上削減) |
國內
海外 |
■生産効率の向上(省エネの推進)
?生産エネルギー原単位:
2025年度において、2020年度比10%以上改善する |
國內
海外 |
■製品物流効率の向上
?製品物流のエネルギー原単位:
2025年度において、2020年度比5%以上改善する |
國內 |
水リスク |
■水リスク低減への貢獻
?水の使用量原単位:
2025年度において、2020年度比5%以上改善する |
國內
海外 |
生物多様性 |
■事業所內自然を有効活用し、生物多様性の拡大に貢獻する
■地域の自然環境保全活動を推進する |
國內
海外 |
資源 |
■投入資源を減らし、資源の効率的な利用を推進する |
國內
海外 |
■事業活動に伴う廃棄物排出量の削減
?廃棄物排出量原単位:
2025年度において、2020年度比5%以上改善する |
國內 |
■廃棄物ゼロエミッションの達成 |
國內 |
化學物質 |
■化學物質使用量の削減
?環境負荷物質(主要PRTR対象物質)の排出?移動量原単位:
2025年度において、2020年度比5%以上改善する
?揮発性有機化合物(VOC)の大気排出量原単位:
2025年度において、2020年度比5%以上改善する |
國內 |
製品?グリーン調達 |
■環境配慮型製品の拡大
?グリーン関連製品登録件數:
60件/年以上
?グリーン関連製品の売上高比率:
2025年度において、50%以上を達成する |
國內
海外 |
■サプライチェーンでの製品含有化學物質管理を推進する
(グリーン調達及び禁止物質管理の徹底) |
國內
海外 |
環境トラブル |
■地域への有害な環境影響の低減
?環境事故の発生件數:0件 |
國內
海外 |
※廃棄物ゼロエミッションの定義:廃棄物の直接埋立および単純焼卻処理がないこと
2021年度目標と結果
[評価] ○…達成 △…未達項目あり ?。亍催_
項目 |
2021年度目標 |
対象エリア |
2021年度結果 |
評価 |
CO2の排出量削減 |
CO2総排出量: 2018年度比 4%以上削減 |
國內 海外 |
15.6%改善 10.9%改善 グループ全體15.3%改善 |
○ |
生産エネルギー原単位: 2020年度比2%以上改善 |
國內 海外 |
0.3%悪化 4.6%悪化 グループ全體1.1%悪化 |
× |
製品物流のエネルギー原単位: 2020年度比1%以上改善 |
國內 |
1.2%悪化 |
× |
水リスク |
(國內)水の使用量原単位: 2020年度比1%以上改善
(海外)水使用量の把握 |
國內 海外 |
3.9%改善 生産拠點の資料量把握を開始 |
○ |
生物多様性 |
事業所內自然を有効活用 地域の環境保護活動へ參畫 |
國內 海外 |
(國內)佐倉?木場千年の森整備実施、視察?學習活用 |
○ |
資源 |
(國內)再生ドラム使用量: 10,000トン以上)
(國內)梱包材の削減重量): 通い箱の利用重量:): 現狀把握):
(國內?海外)上記以外、各拠點にて削減対象を設定し活動する |
國內 海外 |
(國內) 使用量11,410トン |
○ |
廃棄物排出量原単位: 2020年度比1%以上改善 |
國內 |
1.5%改善 |
○ |
廃棄物ゼロエミッションの達成 |
國內 |
埋立率:0.92% |
× |
化學物質 |
主要PRTR対象物質の排出 ?移動量原単位:
2020年度比1%以上改善 VOCの大気排出量原単位: 2020年度比1%以上改善 |
國內 |
2.7%改善 0.6%改善 |
△ |
製品?グリーン調達 |
グリーン関連製品登録件數: 60件/年以上
グリーン関連製品の売上高比率: 42%以上
売上高比率目標達成のための體制を構築 |
國內 海外 |
RoHS対応2911件追加 売上高比率55% |
○ |
RoHS禁止物質管理、 REACH規則の遵守と情報伝達 SCIPへの対応を開始 |
國內 海外 |
各種システムでの情報展開、 HPでの情報共有を実施 |
○ |
環境トラブル |
環境事故の発生件數:0件 |
國內 海外 |
(國內)1件発生 |
× |
※1原単位:売上高あたりの數値(表中のすべてに適用
※2廃棄物ゼロエミッションの定義:廃棄物の直接埋立および単純焼卻処理がないこと
※3非リサイクル率(%):〔(直接埋立量+単純焼卻量)/廃棄物等総排出量〕*100
「フジクラグループ2025環境管理活動指針」および「2022年度環境目標」
2022年1月に開催した地球環境委員會において、「フジラグループ2025環境管理活動指針 2版」、およびグループ全體の「2022年度環境目標」を策定しました。
フジクラグループ 2025環境管理活動指針/2022年度環境目標
分類 |
環境活動管理指針(2021-2025年度) |
対象エリア |
2022年度環境目標 |
CO2の排出 |
■CO2総排出量の削減
?CO2総排出量:
2025年度において、350千トン/年以下
(2018年度比20%以上削減) |
國內
海外 |
?CO2総排出量:420千トン/年以下
(2018年度比 4%以上削減) |
■生産効率の向上 ?エネルギー使用量: 2025年度において、2018年度比 原油換算10%以上改善 |
國內 海外 |
?エネルギー使用量: 2018年度比 原油換算 4%以上改善 |
■生産効率の向上 ?エネルギー原単位: 2025年度において、2020年度比10%以上改善 |
國內 海外 |
?エネルギー原単位: 2020年度比 4%以上改善 |
■製品物流効率の向上
?製品物流のエネルギー原単位:
2025年度において、2020年度比5%以上改善 |
國內 |
?製品物流のエネルギー原単位:
2020年度比 2%以上改善 |
水リスク |
■水リスク低減への貢獻
?水の使用量原単位:
2025年度において、2020年度比5%以上改善 |
國內
海外 |
(國內)水の使用量原単位:2020年度比2%以上改善
(海外)水使用量の把握 |
生物多様性 |
■事業所內自然を有効活用し、生物多様性の拡大に貢獻する
■地域の自然環境保全活動を推進する事業所內自然の有効活用により生物多様性に貢獻する |
國內
海外 |
?事業所內自然を有効活用
?地域の環境保護活動へ參畫 |
資源 |
■投入資源を減らし、資源の効率的な利用を推進する |
國內
海外 |
(國內)再生ドラム使用量:10,000トン以上
(國內)梱包材の削減重量、通い箱の利用重量:現狀把握
(國內?海外)上記以外、各拠點にて削減対象を設定し活動する |
■事業活動に伴う廃棄物排出量の削減
?廃棄物排出量原単位:
2025年度において、2020年度比5%以上削減 |
國內 |
?廃棄物排出量原単位:
2020年度比 2%以上改善 |
■廃棄物ゼロエミッションの達成 |
國內 |
?廃棄物ゼロエミッションの達成
(直接埋立および単純焼卻廃棄物の排出量ゼロ |
化學物質 |
■化學物質使用量の削減
?環境負荷物質(主要PRTR対象物質)の排出?移動量原単位:
2025年度において、2020年度比5%以上改善
?揮発性有機化合物(VOC)の大気排出量原単位:
2025年度において、2020年度比5%以上改善 |
國內 |
?主要PRTR対象物質の排出?移動量原単位:
2020年度比 2%以上改善
?VOCの大気排出量原単位:
2020年度比 2%以上改善 |
製品?グリーン調達 |
■環境配慮型製品の拡大
?グリーン関連製品登録件數:
60件/年以上
?グリーン関連製品の売上高比率:
2025年度において、50%以上到達 |
國內
海外 |
?グリーン関連製品登録件數:
60件/年以上
?グリーン関連製品の売上高比率:44%以上
?売上高比率目標達成のための體制を構築 |
■サプライチェーンでの製品含有化學物質管理を推進する
(グリーン調達及び禁止物質管理の徹底) |
國內
海外 |
?RoHS禁止物質管理、REACH規則の遵守と情報伝達
?SCIPヘの対応を開始 |
環境トラブル |
■地域への有害な環境影響の低減
?環境事故の発生件數:0件 |
國內
海外 |
?環境事故の発生件數:0件 |
非リサイクル率(%)=〔(直接埋立量+単純焼卻量)/廃棄物等総排出量〕*100
環境パフォーマンスデータの第三者検証の充実と拡大
フジクラグループは、統合報告書の信頼性を高めるために、毎年、審査機関(獨立した第三者)による環境パフォーマンスデータの検証を行っています。2021年度は、フジクラ本社および國內20生産拠點において、エネルギー使用量、水使用量およびCO2排出量を対象として検証を実施しました。
2021年度データ検証の概要
- 範囲(*):フジクラ本社、および國內連結対象會社の20生産拠點
- (*)フジクラグループ國內全體のCO2排出量および水使用量の99%以上をカバー
- データの期間:2020年4月1日~2021年3月31日
- 対象:事業活動に伴う、①エネルギー起源CO2排出量Scope1&2?、赟cope3 Cat3のCO2排出量?、鬯褂昧俊、茉偕赡堀ē庭毳`使用量
- 検証會社:ビューローベリタスジャパン株式會社
気候変動対策に関する業界団體への関與
フジクラは、日本の電線製造事業者の業界団體である一般社団法人日本電線工業會(経済産業省非鉄課が管掌)に所屬しています。同會では、経済産業省や日本経団連が掲げる「低炭素社會実行計畫」の達成に貢獻するため、「環境保全に関する自主行動計畫」に取り組んでいます。
気候変動対策や廃棄物削減など電線業界特有の環境課題の解決に向けて、環境専門委員會を組織しています。 気候変動対策について、主にメタルケーブル?光ケーブル製造に係るエネルギー消費量削減を掲げ、2030年目標といった中長期目標を設定し各社の環境目標に組み込まれています。
また、循環型社會形成に向けては産業廃棄物のリサイクルの推進に取り組んでいます。 フジクラグループの戦略として上記目標に加えて、RE100加盟、TCFD賛同表明、SBTiにコミットをしています。
これらの目標及び活動を共有化のために、すべての事業部門、主要な拠點の代表が出席するフジクラグループ地球環境委員會で展開しており、各部門活動との整合性を確認し、必要に応じての計畫変更なども含め、気候変動対策を進めています。
RE100署名企業として政府への共同書簡に協力
フジクラは、國際環境NGOのThe Climate Group(TCG)が運営する事業電力を100%再生可能エネルギーで調達することを目指す國際イニシアチブ「RE100」に加盟しています。
2020年3月22日、RE100は日本政府に対し、カーボンニュートラルへの転換を急速に進めるために、2030年までの再生可能エネルギー目標を50%以上にまで高め、現行目標の倍以上にすることを求める共同書簡を送付しました。フジクラはこの共同書簡に署名した1社です。
RE100の共同書簡
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